2010年4月24日土曜日

ピースシャドー Peace Shadow Project



宮島達男さんのアートプロジェクトで
webカメラを通じて
核のない世界に向けて
ユーザーの意志と存在を
影として、焼き付ける事ができます。


5 月にニューヨークで開催される
核不拡散条約(NPT)再検討会議で
アート作品として発表され
世界各地で巡回展示され
メッセージを発信しつづけるそうです。

詳しくはリンク先にて・・・

http://www.peaceshadow.net/



影を使った作品には高松次郎さんや
最近では、インゴ・ギュンターさんなど

不在の証明を突きつけられたような
影だけが残る
強烈な光があった事を想起させ
作品にはインパクトがあります。

宮島達男さんのプロジェクトは
過去に、広島の爆心地付近に残った
柿の木から種を取って
いろんな場所に植える事もされています。

どのように、観客と作品を関係付け
参加できるか
最近の美術の方法のひとつ。



昨年、母方の叔父に会う事がありまして・・・

叔父は十代の後半に海軍に徴集され
ちょうど瀬戸内海の港に停泊していた軍艦上で
広島の原爆に遭遇し、閃光を直視したそうです。

幸にも、視力はなんともなかったそうですが
爆発後に対岸の広島に行き、救助活動をし
悲惨な状況をたくさん目撃しました。

その生き証人も80歳を越えていますので
今のうちに話しを聞いておかなければ
と、思います。

2010年4月9日金曜日

藤丸貴な子さんの「彼方の四拍子」が届きました。


「彼方の四拍子」◎著者:藤丸貴な子さん
◎発行所:株式会社 文芸社
イラスト:平岡瞳さん/カバーデザイン:高橋久美さん

 「竹堆肥」「無農薬米」「ボカシ(もみ殻+酵母)」と一緒にエッセイ「彼方の四拍子」をいただきました。マチと田舎を行ったり来たりの、著者の生き方とその謎が解き明かされるか? 興味をそそられます。

(※以下、著書本帯から引用)

気迫も思い入れもないままに、
なんとなく山で暮らしはじめた私を、
時には痛烈な洗礼で、
また生温かな体温で山は迎え入れてくれた。
    ̄
マチと田舎、惰性と成長、
その狭間の「行ったり来たり」を
未解決のまま書き綴った、
ちゅうぶらりん田舎暮らしエッセイ。


山ばかりでうんざりするときもあれば、
山があってほっとするときもある。
山はいつだって変わらぬ姿でそこにいるのに、
私の気分のものさしなのかな。多分そうだ。