2021年9月11日土曜日

歌集「死と不死」柿本希久さん

 

 

柿本希久さんから歌集「死と不死」が届きました。

表紙帯より

「熱量を帯びる死生観。」

 歌人、陶芸家である作者は、広告業界ではコピーライター、クリエイティブ・ディレクターとして活躍した人物である。じつに多才だが、これらの才能は調和には向かわない。むしろ、屹立した個性と個性を軋ませながら熱量を帯びてゆく、そのとき思いがけない化学反応が生まれ、文学や造形芸術の境を超えた豊かな死生観が立ち上がってくるのである。(歌人 栗木京子さん)

 

歌集の著者説明文です。
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自らの老いも急迫し、最晩年には不慮の出来事や陥穽が待ち構えていることもあり、
思い切って出版を決意しました。
次々に友人、知人と永訣し、死をいい意味で身近に感じることができるようになっています。
一方、永遠の生をめざす思考実験「水槽の脳」のような不死への流れもあります。
作陶生活に過ぎるさまざまな死生観を詠んだ、五百余首を編年体でまとめた歌集です。
死に向かう老境にも、しばしばきらめく詩情があります。

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Amazonの掲載ページのアドレス
https://www.amazon.co.jp/s?k=柿本希久&__mk_ja_JP=カタカナ&ref=nb_sb_noss_2

発行所 鶫(つぐみ)書房 https://www.tsugumishobou.com

装丁 木戸孝

表紙写真 柿本照夫・作品名「河童の浮浮浮」