2009年7月31日金曜日

始まりの形

1983年ごろ、
イラストレーターの湯村輝彦さんの事務所で
求人があり、課題提出のテーマは「家族」や
「マイホーム」でした。

「Family man simulator」
(マイホーム・シミュレーター)は
そんな経緯をたどり

当時、出始めのLEDグッズを使い
「音に反応」して点滅する仕掛けから
作品に話しかければ
観客参加型の「家族の団欒」!?
とばかりに作りました。

湯村輝彦さんの事務所に行く事は適わず
その後フリーになり、
作品制作へと没頭しました。

・・・・・・・・・・・・・・・

時間はさらに遡りますが
8歳の時に母と死別しており
一年を待たずに、父は再婚しました。

父の再婚相手の振る舞いで
残念ながら、
私の「家族」の幸福な記憶は
7歳までしかありません。

欠落した家族のありようを
再び、形成する事は
結婚後ずいぶん時間が必要でした。

今でも、
家族やマイホームを表現するのは
苦手なジャンルです。

2009年7月30日木曜日

作品に親しみが増しますように


吉田が作品を制作始めた頃、
グラフィック展・JACA展は平面だったよね。
素材として、金属を貼ったり、
アクリルをのせたり、
デッパっていても額を高く縁取りし、
「平面だっ!」って応募していた時代、
もっともっと、出っ張ってきたら、
オブジェ展の公募が始まって、
いろいろな、立体の作品が集まっていました。

その頃の作品も何処かでお見せいたしましょう。
大きさも増し、重量も増し、
重い、おもい、あー重い。
いとうも参加し始めた。

公募展の審査会場
交通渋滞に巻き込まれて、
締め切りぎりぎりだったり、
キース・へリングさんに
審査して頂いた時のコメントが
とても励みになりました。

時間が過ぎれば、笑える事も沢山、
作品のエピソードをお伝えしたら、
作品に親しみが増して頂けますでしょうか。
どうぞ、お楽しみに。

2009年7月29日水曜日

神林長平さんの「アンブロークン アロー」が届きました。


「アンブロークン アロー」戦闘妖精・雪風
◎神林長平さんデビュー30周年記念作品が届きました。

(発行所:株式会社 早川書房)

また、驚きの展開が起こりそうです。
無機の世界観、決定力に魅かれます。

装幀もシンプルで美しい仕上がりですね!

2009年7月27日月曜日

謝意

ブログとウェブ公開にあたり

多くの写真を撮影して下さったカメラマンの
島 勇さん
鹿山禎一さん
近藤昌信さん
青谷治彦さん
加藤孝生さん

仕事で出会った
たくさんのカメラマンの方々

作品・作家のテキストを書いて下さった
榎本了壱さん
キャサリン・フィンドレイさん
(Kathryn Findlay)
堀口勝信さん
猿渡紀代子さん
浅葉克己さん

小説の中から
多くのインスピレーションを与えてくれて
タイトルやイメージにつながり作品化し
後に親交を持つ事ができました
神林長平さん

プラスマイナス・ギャラリーの個展の際、
パンフレットの英訳に携わっていただいた
中島千鶴子さん

ドイツ・カッセルの「他文化との遭遇」の
プレゼンテーションを翻訳して下さった
外川 進さん

助言いただいた
株式会社 コーパス(大沢啓造さん)
株式会社 柿本デルソル事務所(柿本照夫さん)

プロモーションビデオを
制作して下さった
株式会社 キャット(朝見朗さん)

機材や素材提供、技術協力をいただいた
松下電器産業株式会社(テレビ事業部)
カシオ計算機株式会社
カネボウ株式会社
パイオニアLDC株式会社
横河アナリティカルシステムズ株式会社
岐阜機械金属青年協議会
・株式会社 大一精機
・株式会社 ナガセインテグレックス
・株式会社 ギフベア
・株式会社 岩田鉄工所
・株式会社 常盤電機
・中部アルミ工業株式会社
・有限会社 山村製作所
  (順不同・敬称略 ※社名は協力当時のまま)

岐阜市の機械金属青年協議会を
ご紹介下さった岐阜市役所の
山口 晃さん

ターンテーブル・家電製品など
素材を提供下さったり
作品内の映像の撮影にご協力下さったみなさま

多くの方々、企業の協力・助言により
制作できています事に
感謝いたします。