
イラストレーターの湯村輝彦さんの事務所で
求人があり、課題提出のテーマは「家族」や
「マイホーム」でした。
「Family man simulator」
(マイホーム・シミュレーター)は
そんな経緯をたどり
当時、出始めのLEDグッズを使い
「音に反応」して点滅する仕掛けから
作品に話しかければ
観客参加型の「家族の団欒」!?
とばかりに作りました。
湯村輝彦さんの事務所に行く事は適わず
その後フリーになり、
作品制作へと没頭しました。
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時間はさらに遡りますが
8歳の時に母と死別しており
一年を待たずに、父は再婚しました。
父の再婚相手の振る舞いで
残念ながら、
私の「家族」の幸福な記憶は
7歳までしかありません。
欠落した家族のありようを
再び、形成する事は
結婚後ずいぶん時間が必要でした。
今でも、
家族やマイホームを表現するのは
苦手なジャンルです。
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